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BGMでリラックスモード

コーヒーがサードブームと言われ、都内各所に新しいお店が相次いでオープンしています。清澄白河にできたブルーボトルや青山のカフェキツネ、表参道のニコライバーグマンなどたくさん人気店がありますね。そんな中、誰しも何気なく入ったカフェの居心地が良かったとか悪かったという経験があるでしょう。

お店の雰囲気やサービス、ドリンクやフードに差がなくてもなぜか入りたくなるカフェとそうではないカフェ。この差は一体何なのでしょうか。立地条件やスタッフなどにもそう差はないとすると、考えられるのはBGMの違いです。1982年にBGMについて実験をしたミリマンという方がいます。実験によれば「曲のテンポを変えただけで人の行動が変わった」のだそうです。食べるスピードや歩き方まで変化が出たのです。

BGMはそれほど大きな役割があるんですね。お客様の購買意欲を増す音楽や周囲の雑音、騒音を相殺する効果も持っているそうです。静かに買い物をしたい時や、ゆっくりお茶を飲みたいという時に好まれる音楽はあまりスピード感や激しい曲調のものは向いているとは言えません。また、BGMの選択はお天気や時間帯、お店の場所によっても変わってきます。青山や表参道、六本木などのエリアではお洒落な曲やこだわりのある音楽が好まれるところが多いかもしれません。新しさや感性を生かしたお仕事をしている方も多い地域柄ならではと言えるでしょう。

ファストファッションのお店やセールの時期にはテンポの速い音楽にして購買意欲を高めるということもあるそうです。お茶を飲むなら気分の良いところがいいのではないでしょうか。モダンなジャズのかかっているお店やクラッシックが静かに流れているお店は自然とリラックスモードになるので不思議ですね。自分のお店で独自にセレクトしたアルバムを出しているところもあります。

気に入った曲があったらお店の方に尋ねてみてもいいでしょう。こんな風にお店に入ったら、どんな音楽がかかっているか少しだけ気にかけてみましょう。無意識に選んでいたいつものカフェがなぜ居心地がいいのかわかるかもしれませんよ。